〜食べ方を変えれば、体が変わる!〜
「運動もしてるのに、なかなか痩せない…」
もしかすると、食べ物の“質”や“順番”がダイエットの効果を左右しているかもしれません。
今回は、脂肪を燃やしやすく、太りにくい体をつくるための食材や成分をご紹介します!
この記事で分かること
1. カルシウムで脂肪が燃える?驚きの代謝サポート
カルシウムは骨のためだけでなく、脂肪の合成や燃焼にも関わっています。
● カルシウムが不足すると…
- 脂肪細胞がカルシウムを保持 → 脂肪合成酵素が活性化し、太りやすい体に
- 血中カルシウム濃度が低いと、脂肪燃焼が低下
- ダイエット中の実験でも、カルシウム摂取群は6kgの減量、非摂取群は1kgのみという結果も
● その他のメリット
- 脂肪の吸収を妨げる(胆汁酸と結合して排出)
- 体温を上げ、代謝をサポート
推奨摂取量:1,000mg/日程度が理想
日本人女性の平均は約450mgと大きく不足気味。
● おすすめ食品
- 小魚(ししゃも、いりこ)
- 牛乳・ヨーグルト
- チーズ
- 小松菜・豆腐
2. 乳酸菌(特にガセリ菌SP株)で内臓脂肪を撃退
乳酸菌は、腸内環境を整える“善玉菌”の代表格。特にガセリ菌SP株は注目されています。
● 期待できる効果
- 腸内の善玉菌を増やし、便通改善・代謝アップ
- 内臓脂肪の減少に関与(臨床試験で報告あり)
- 免疫力の強化にも貢献
● 含まれる食品
- ガセリ菌入りヨーグルト(表示をチェック!)
- 発酵食品:味噌、ぬか漬け、キムチ、納豆 など
3. 食物繊維で血糖値コントロール&デトックス
● 水溶性食物繊維(腸を整え、脂肪をつきにくく)
- 糖質の吸収をゆるやかにし、血糖値の急上昇を防ぐ
- コレステロールや老廃物の吸着・排出
- 腸の粘膜を保護、善玉菌のエサになる
多く含まれる食材
アボカド、山芋、オクラ、海藻類、あしたば、ごぼう、納豆など
● 不溶性食物繊維(お通じ改善&デトックス効果)
- 腸内でふくらんで蠕動運動を刺激し、便通促進
- ダイオキシンなどの有害物質を排出
多く含まれる食材
いんげん豆、ひよこ豆、あずき、おから、キノコ類、切り干し大根、アーモンドなど
4. 体を「温める or 冷やす」食材に注意しよう
体温は1℃下がると代謝が12%下がるとも言われています。食材の陰陽(温・寒)を知ることで、冷えによる代謝ダウンを防ぎましょう。
● 体を温める食材の特徴(陽性)
- 冬に育つ、寒い地域で採れる
- 地中で育つ(根菜類)
- 黒・赤・黄色など濃い色
- 硬く、水分が少ない
- 塩分が多い
例:
鶏肉、羊肉、玉ねぎ、にんじん、れんこん、玄米、黒ごま、小豆、ひじき、紅茶、生姜、味噌、赤ワイン など
● 体を冷やす食材の特徴(陰性)
- 夏に育つ、南国産
- 地上で育つ(葉物・果物)
- 白・緑など淡い色
- 水分が多い
- 酢やカリウムを多く含む
例:
トマト、キュウリ、ナス、レタス、スイカ、柿、バナナ、メロン、牛乳、緑茶、清涼飲料水 など
● バランスを取る「間性(中性)」食材も活用
- 体を温めも冷やしもしない中庸の食材
- 誰が食べても良い、毎日摂りやすい主食向き
例:
玄米、大豆、じゃがいも、とうもろこし、サツマイモ、トウフ など
まとめ:ダイエットは「食べる内容」と「体を整える意識」で決まる!
成分/習慣 | 効果 | 主な食品 |
---|---|---|
カルシウム | 脂肪合成の抑制、体温UP | 小魚、乳製品、小松菜 |
乳酸菌 | 内臓脂肪の減少、腸活 | ガセリ菌入りヨーグルト、発酵食品 |
食物繊維 | 血糖値の安定、便通改善 | 野菜、海藻、豆、きのこ類 |
陰陽バランス | 体温・代謝のコントロール | 陽:根菜/陰:果物や生野菜 |
「摂らない」ではなく、「何をどう摂るか」。
それが、ダイエットを成功させる“賢い食べ方”です。今日から、あなたの食事にちょっとした変化を加えてみませんか?
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